『プチ贅沢ラボ』を運営しているちゃんちーです。
私は一般会社員でありながら2年間でハワイ2往復分の10万マイルを貯め、マイルだけでカナダへ留学しました。
ANAやJALのマイルをやっとの思いで貯めたのに燃油サーチャージが高すぎて引いてる…
マイルを貯めても結局燃油サーチャージなどの追加費用で自己負担高いなら意味ないじゃん…
そんなお悩みのあなた!
実はANAやJALのマイルを利用した特典航空券でいくつかの航空会社を利用すると燃油サーチャージが無料になります。
これらの航空会社を選択すれば自己負担金額も下がり、お得に旅行ができますよ。
この記事では、ANAやJALマイルを利用した特典航空券で燃油サーチャージがかからない航空会社をご紹介し、その上でおすすめな渡航先についても教えちゃいます。
あなたが記事を読み終えると、特典航空券をお得に発券することができるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
燃油サーチャージとは?
燃油サーチャージの正式名称は「燃油特別付加運賃」と言います。
これは飛行機の燃料である石油の価格に応じて料金が変動し、乗客の飛行機料金に加算されます。
例えば、あなたがシンガポールに行きたいとします。
ANAマイルでANAの飛行機を利用すると、結果は以下の通り35,000マイル+追加費用52,060円(燃油サーチャージあり)がかかります。
マイルをせっかく貯めたのに追加費用5万円取られるのは悲しいですよね。
そこでANAマイルを利用し、シンガポール航空を利用してみるとどうなるでしょうか。
すると結果は以下の通り、35,000マイル+追加費用11,260円(燃油サーチャージなし)になりました。
つまり航空会社を変えただけで自己負担額が約4万円減ることになります。
これは1人当たりの金額です。
家族でチケットを発券すると、この金額はさらに開きます。
ANAやJALの飛行機にどうしても乗りたいという人は別ですが、それ以外の人は燃油サーチャージが無料の航空会社を利用することをおすすめします。
ANA・JALの特典航空券で
燃油サーチャージない航空会社一覧
それではさっそく、ANA・JALのマイルを利用した特典航空券を発行する際に燃油サーチャージが無料となる航空会社一覧をご紹介します。
以下をご覧ください。
ANA or JAL | 利用する航空会社 | 燃油サーチャージ |
---|---|---|
ANA | シンガポール航空 | 無料 |
ANA | スカンジナビア航空 | 無料 |
ANA | ニュージーランド航空 | 無料 |
ANA | ベトナム航空 | 無料 |
ANA | LOTポーランド航空 | 少ない |
ANA | エチオピア航空 | 少ない |
JAL | アメリカン航空 | 無料 |
JAL | マレーシア航空 | 無料 |
JAL | カタール航空 | 無料 |
JAL | エールフランス | 無料 |
JAL | ハワイアン航空 | 無料 |
このように上記の航空会社を利用して特典航空券を発券することで、マイルを有効活用したお得な海外旅行ができます。
この後の各章で詳細についてご紹介します。
ANAの特典航空券で燃油サーチャージがかからない航空会社
ANAの特典航空券を検討する中で燃油サーチャージが無料になる航空会社は以下の4つの航空会社です。
燃油サーチャージ無料の航空会社
- シンガポール航空
- スカンジナビア航空
- ニュージーランド航空
- ベトナム航空
ANAマイルを利用した国際線特典航空券では上記の航空会社を含めるとお得に海外旅行できます。
ANAの特典航空券で燃油サーチャージが少ない航空会社
ANAの国際線特典航空券発券時に以下の航空会社を含めると通常よりも少ない燃油サーチャージで旅行できます。
燃油サーチャージが少ない航空会社
- LOTポーランド航空
- エチオピア航空
これらの航空会社も旅程に含めるとお得に旅行ができるのでとてもおすすめです。
ANAの特典航空券でおすすめの渡航先
それぞれの航空会社のおすすめの渡航先をご紹介します。
利用する航空会社とおすすめの渡航先をまとめているので、あなたが行きたい国があれば参考にしてみて下さい。
利用する航空会社 | おすすめ渡航先 |
---|---|
シンガポール航空 | シンガポール ロサンゼルス ニュージーランド |
スカンジナビア航空 | ヨーロッパ |
ニュージーランド航空 | ニュージーランド |
ベトナム航空 | ベトナム (電話発券のみ) |
LOTポーランド航空 | ヨーロッパ |
エチオピア航空 | アフリカ |
JALの特典航空券で燃油サーチャージがない航空会社
次にJALの特典航空券を検討する中で燃油サーチャージが無料になる航空会社は以下の5つの航空会社です。
燃油サーチャージ無料の航空会社
- アメリカン航空
- マレーシア航空
- カタール航空
- エールフランス
- ハワイアン航空
JALマイルを利用した国際線特典航空券では上記の航空会社を含めるとお得に海外旅行できます。
JALの特典航空券でおすすめの渡航先
各航空会社のおすすめの渡航先をご紹介します。
利用する航空会社とおすすめの渡航先は以下の通りです。
利用する航空会社 | おすすめ渡航先 |
---|---|
アメリカン航空 | アメリカ (ロサンゼルス) |
マレーシア航空 | マレーシア |
カタール航空 | カタール カタール経由でヨーロッパ |
エールフランス | パリ |
ハワイアン航空 | ハワイ |
このように各目的地によって航空会社を使い分けることで、国際線の特典航空券発券時に追加費用を大きく減らすことができます。
燃油サーチャージの値上げ・値下げはある?
燃油サーチャージは2か月ごとに料金改定が行われています。
つまり、2か月ごとに燃油サーチャージが値上げされたり、値下げされたりします。
また燃油サーチャージは航空券発券日に料金が決まります。
搭乗日の燃油サーチャージが適用されるわけではないため注意が必要です。
例えば、あなたが2024年2月~3月に国際特典航空券を発券したい場合、2023年10月~11月の燃料価格をもとに燃油サーチャージが算出され、2023年12月中旬~下旬に料金が発表されます。
詳しくはANAの公式HPをご覧ください。
ANA・JALの燃油サーチャージを学び、
お得に飛行機チケットを発券しよう!
本記事のまとめは以下の通りです。
本記事のまとめ
- ANA・JALの国際線特典航空券は利用する航空会社を変更するだけでの燃油サーチャージが大きく減少する
- あなたの行きたい国によって利用する航空会社を変更しよう
- 燃油サーチャージの料金は2か月ごとに変動する
航空系マイルはちょっとした工夫を行うだけで劇的にマイルの価値を高めることができます。
プチ贅沢ラボ(本ブログ)ではマイル初心者の方にもわかりやすくマイルの使い方や貯め方をご紹介しています。
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それでは次の記事でお会いしましょう。