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株式投資初心者でも簡単!毎月自動で米国株式を購入する方法【あとは毎月銘柄を選ぶだけ】

株式投資初心者でも簡単!毎月自動で米国株式を購入する方法【あとは毎月銘柄を選ぶだけ】

よくあるお悩み

  • 米国株を始めてみたいけど何から始めていいかわかんない…
  • 米ドルへの交換とか難しそう…
  • できたら全部自動化できる方法ないかな…

将来に向けて投資を始めたばかりの人が「投資信託だけに投資をしている」ケースは非常に多いです。

投資信託への投資は日本円で簡単に始められるので「とりあえずそれだけやっていればいいや」と満足しちゃいますよね。

しかし、実はそれ大きなリターンを逃している可能性があります。

せっかく投資を始めたのに効率的に投資ができないのはもったいない。

この記事ではFP2級、投資歴5年の私が『投資初心者でもAppleなどの米国の個別株にも投資した方がいい理由から簡単にできる完全投資自動化方法』まで包み隠さず全てご紹介します。

最後まで読み進めれば、あなたも米国有名企業の株を毎月簡単に購入することができるように!

ぜひ最後までご覧ください。

 

私の投資成績が知りたい方は毎月報告している『投資成績』も併せてご覧ください。

 

米国個別株に投資するメリット

私が米国株式に投資した方がいいと考える理由は以下の通りです。

米国個別株に投資する理由

  • 銘柄により統計的に投資信託よりもリターンが高い
  • 配当金がもらえる
  • 米ドルを持つことで将来の日本円の価値の下落リスクに備えることができる

それぞれ詳しく解説していきます。

 

統計的に投資信託よりリターンが高い

以下の表をご覧ください。

S&P500Apple
2013年+29.7%+5.4%
2014年+11.4%+37.7%
2015年-0.8%-4.6%
2016年+9.8%+10.0%
2017年+19.5%+46.1%
2018年-6.3%-6.8%
2019年+28.7%+86.2%
2020年+16.2%+80.7%
2021年+27.1%+33.8%
2022年-20.0%-27.0%
2023年
(4月30日)
+8.7%+30.6%
平均+12.4%+29.2%
※各年の終値-初値を計算、参照:カブタン

 

これは投資信託の対象として有名なS&P500(米国の代表的な500銘柄の株価を指数化したもの)とAppleの過去10年間の年間平均リターンを表しています。

ここからわかることは以下の通りです。

  • S&P500とAppleのプラスマイナスの動きは同じ
  • リターンがプラスの時もマイナスの時もAppleの方が値動きが激しい
  • 過去10年に限るとAppleの平均リターンはS&P500の約2倍

 

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

先ほどもご紹介した通り、S&P500は米国の代表500社の株価を指標化したものです。

つまり、米国株の詰め合わせパックです。

ここで含まれている商品のTop10を見てみると以下のようになっています。

構成銘柄全体に占める割合
Apple
(IT銘柄)
7.12%
Microsoft
(IT銘柄)
6.23%
Amazon
(物流銘柄))
2.68%
Nvidia
(半導体銘柄)
1.99%
Alphabet
(IT銘柄、Google等)
1.79%
Berkshire Hathaway
(投資、保険銘柄)
1.62%
Tesla
(車銘柄)
1.62%
Meta
(IT銘柄)
1.37%
Exxon Mobil
(石油銘柄)
1.31%
Unitedhealth
(ヘルスケア銘柄)
1.30%
※2023年3月31日時点

 

S&P500に投資すると米国の500社に分散できるため、リスクを抑えることができます。

しかし一方で上表の通り、全体に占める構成銘柄の割合は高くてもアップルの7%程度なので、個別銘柄が大きく上昇した際の恩恵を受けにくいというデメリットもあります。

 

具体的に見てみましょう。

例えば2019年の始めに、あなたがアップル株を100万円分購入したとします。

すると年の終わりには186.2万円になっています。

しかしS&P500に投資していた場合、アップル株が与える株価上昇率は

86.3%×7.1%=6.1%

仮に他の構成銘柄が±0%の成長だったとすると106.1万円にしかなりません。
(もちろん実際に他の構成銘柄が±0%成長なんてことはあり得ませんが…)

これが投資信託のデメリットです。

 

まとめると、長期で見て、もしあなたが今後も伸び続けると感じる銘柄があるなら、米国個別企業の株を自分の投資ポートフォリオに含めることをおすすめします。

ちなみに若い人におすすめなポートフォリオは以下の通りです。

  • 投資信託(リスク低):70%
  • 外国個別株(リスク中):20%
  • 仮想通貨(リスク高):10%

 

配当金がもらえる

米国株に投資するメリット2つ目は配当金がもらえるということです。

米国株に投資すると、株主に対して配当金が支払われることがあります。

配当金とは、企業が利益を上げた場合にその一部を株主に還元されるお金です。

このため、米国株に投資することで、定期的に収入を得ることができます。

米国は日本とは異なり、株主還元することを重視した経営方針をとっている企業が多く、会社で利益が出た場合、株主へ配当金で還元する企業がほとんどです。

また、何年も継続して増配をしている企業も多く、中には50年以上増配を続けている優良企業もあります。

 

配当金は企業によって異なります。

例えば、以下をご覧ください。

銘柄配当利回り株価
(米ドル)
配当支払い月
コカコーラ
(飲料水銘柄)
2.88%64.014,7,10,12
P&G
(消費財銘柄)
2.35%156.432,5,8,11
J&J
(医薬品銘柄)
2.89%165.033,6,9,12
エクソンモービル
(石油銘柄)
3.22%110.103,6,9,12
スリーエム
(素材銘柄)
5.80%102.983,6,9,12
AT&T
(電気通信銘柄)
6.37%17.072,5,8,11
JPモルガン
(銀行銘柄)
2.93%138.921,4,7,10
アップル
(IT銘柄)
0.57%168.542,5,8,11
テスラ
(車銘柄)
0.00%160.31-
2023年5月2日現在

あなたがコカコーラに100万円投資していたとすると、100万円×2.88%=28,800円が毎年配当金として支払われます。

 

P&Gやコカコーラのように60年以上配当金が増加している企業もあれば、テスラのように株主に配当金は出さず、利益を会社に再投資して株価を上昇させて株主に還元している企業もあります。

ただし、配当金は企業の利益に依存するため、必ずしも毎年支払われるわけではありません。

また、株価の値動きと配当金は切り離して考える必要があるのでご注意ください。

 

将来の日本円価値の下落に備えられる

あなたは今、日本円の価値が下がっていることをご存じですか?

つまり、日本円を持っている人が他の通貨に交換するときに、以前よりも少ない金額しか得られなくなっています。

これは、複数の要因がありますが、金利の影響が大きいです。

一般的にお金は金利が低いところから高いところに移動します。

日本は長期金利がずっと低いまま(2023年5月2日時点で0.42)なのに対し、海外は米国を筆頭にどんどん上昇しています(2023年5月2日時点で3.42)。

日本は住宅ローンを借りる際に変動金利を選択している人が8割いるようなので、金利を上げると毎月ローンを払えない人が激増することを懸念しているようです。

これにより日本は円安が加速しています。

 

具体的な例としては、以下の米ドル/円チャートをご覧ください。

TradingView提供のチャート

こちらは2000年からの米ドル/円チャートです。

下に向かうと円高、上に向かうと円安を表しています。

これをみると直近2年で急に円安が進んでいることが確認できます。

これはコロナウイルス拡大以降に海外では利上げをしてきたのに対し、日本だけは金利を据え置きしていたことが大きいです。

各シュミレーション結果は以下の通りです。

100万円を米ドルに交換した結果

<2012年のレート75.55時点>
あなたの手元には$13,236.26

<2023年のレート136.43時点>
あなたの手元には$7,329.76

例えばあなたが海外旅行しようとすると、空港での交換時に以前よりも少ない米ドルしか手元に残りません。

しかも日本にずっと住んでいると気づかないかもしれませんが、海外は物価も急激に上がっています。

  • ラーメン1杯:3,000円
  • 飲み会1回:10,000円
  • ランチ1回:3,000円
  • 1ヶ月の平均家賃:200,000円
  • 美容院1回(カットのみ):8,000円

去年、私がカナダに留学した際の現地の物価目安です。

日本も最近値上げのニュースが流れていますが、海外に比べるとまだまだです。

しかも日本は給料の上昇が伴っていない物価上昇のため、普通に生活していては今後どんどん貧しくなくなっていきます。

海外旅行なんて簡単にできなくなっていくかもしれません。

ぜひこのあたりも今のうちから頭に入れておくといいです。

以上が、日本円の価値が下落している理由とその影響の例です。

 

米国個別株に投資するデメリット

ここまで米国個別株のメリットをご紹介しましたが、デメリットについてもお伝えしてきます。

それは各銘柄への比率が上がるので、分散ができず、リスクが上がるということです。

 

銘柄分散がなく、リスクが上がる

先ほど個別銘柄が上昇した際に、投資信託よりもリターンが大きくなるとお伝えしました。

しかし、これは逆のことも言えます。

例えば以下の表をご覧ください。

S&P500Apple
2022年1月-5.3%-1.6%
2022年2月-2.9%-5.5%
2022年3月+3.4%+5.7%
2022年4月-8.8%-9.7%
2022年5月+0.3%-5.6%
2022年6月-8.6%-8.1%
2022年7月+9.2%+18.9%
2022年8月-4.1%-3.3%
2022年9月-9.6%-12.0%
2022年10月+8.1%+11.0%
2022年11月+5.5%-3.5%
2022年12月-6.2%-12.0%
※各月の終値-初値を計算、参照:カブタン

これは年間リターンが悪かった2022年の各月のパフォーマンスを表す表です。

この年の年間リターンはS&P500が-20%Appleが−27%なので、個別銘柄の方がパフォーマンスが悪いこともあります。

投資信託に比べハイリスクハイリターンになるので、覚えておいてくださいね。

 

米国株投資自動化方法

それではここから具体的な米国株投資自動化方法についてご紹介していきます。

 

米国株投資の自動化に必要なもの

まず初めに米国株投資の自動化に必要なものを以下に記載します。

この3つをご用意ください。

 

米国株投資自動化のスケジュール

次に米国株投資自動化のスケジュールについてご紹介していきます。

私は毎月以下のようなスケジュールを組んでいます。

  • 25日:給料日
  • 27日:住信SBIネット銀行に指定金額入金
    (約4日後に着金)
  • 5日:住信SBIネット銀行で米ドル指定金額購入
  • 13日:住信SBIネット銀行→SBIに米ドル移動
  • 20日:自分の好きな銘柄購入

最初に仕組みさえ作ってしまえば、あとあなたが毎月やることは赤文字の好きな銘柄を選んで購入するだけです。

しかも仕組み作りは初心者でも簡単にできますよ。

それでは次の章から具体的なやり方を見ていきましょう。

 

①住信SBIネット銀行で定額自動入金

まずは住信SBIネット銀行で定額自動入金設定をしていきます。

住信SBIネット銀行のアプリでログインしたら、最下部の「振込・振替」ボタンを押します。

ホーム画面

 

次に「定額自動入金」ボタンを選択しましょう。

振替・振込画面

 

すると、ブラウザのログイン画面に移動するので「ユーザーネーム」「Webログインパスワード」を入力します。

ログイン画面

 

次に定額自動入金サービスへの入会画面が表示されるので、「新規申し込み」ボタンを選択します。

定額自動入金サービス画面

 

ここからは画面の指示に従い、以下の手順で進めていってください。

定額自動入金設定手順

①「毎月の引き落とし金額」「引き落とし日」を選択(毎月5日または27日)

②引き落とし銀行の選択

③ガイダンスに従いお手続き

④住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス契約一覧」画面で設定した内容が「利用中」になっていることを確認

 

これであなたの給料日後のお金を住信SBIネット銀行に毎月送金する設定が完了です。

 

②住信SBIネット銀行で米ドル定額買付

次に①の手順で設定したお金を毎月米ドルに自動交換する手順をご紹介します。

住信SBIネット銀行のアプリでログインしたら、中断の下矢印ボタンを押し、「外貨積立」ボタンを押します。

ホーム画面

 

次に上部の「外貨積立メニュー」を選択し、「お申し込み」ボタンを選択します。

外貨積立申込画面(私は既に設定済みの画面です)
外貨積立メニュー画面

 

以下の画面に推移するので、あなたの希望に合わせて「買付通貨」「1回あたりの買付金額」「買付頻度」を設定してください。

ちなみに私は

  • 買付通貨:米ドル
  • 1回あたりの買付金額:25,000円
  • 買付頻度:毎月

で設定しています。

購入上限レートは急な円安に備えて任意で設定ください(私は145円/USDで設定)

外貨積立設定画面

 

「確認する」ボタンを押すと申込確認画面が表示されるので最下部の「確定する」ボタンを選択して設定完了です。

外貨積立申込確認画面

 

これで先ほど住信SBIネット銀行に送ったお金を米ドルに交換する設定が完了です。

 

③SBI証券で外国株式口座を用意する

住信SBIネット銀行で獲得した米ドルをSBI証券に送金するために外国株式口座を準備しましょう。

まず、ブラウザでSBI証券にログインしたら、上タブの「外国株式・海外ETF」ボタンを押します。

SBI証券 外国株式画面

 

画面を下までスクロールすると「外国株式口座の開設」ボタンが表示されるのでクリックします。

SBI証券 外国株式口座開設案内画面

 

移動先の画面で「今すぐ外国株式口座開設」ボタンが表示されるのでクリック します。

SBI証券 外国株式口座開設画面

 

ここからは画面の指示に従い、以下の手順で進めてください。

外国株式口座開設手順

①あなたの投資経験や取引ルールに関する同意など簡単な12項目に回答

②書面にて住所などを確認

 

以上でSBI証券での外国株式口座開設は完了です。

 

④SBI証券で米ドル自動送金

次に②の手順で交換した米ドルをSBI証券に自動送金する手順をご紹介します。

ブラウザでSBI証券にログインしたら、右上の「入出金・振替」ボタンを押します。

SBI証券 ホーム画面

 

左下の「米ドル定額自動入金」を選択し、「申込・設定変更」ボタンを押します。

SBI証券 入出金・振替画面

 

次に画面の指示に従い住信SBIネット銀行にログインし、申込を完了させます。

完了後、以下の画面が表示されるので「サービスの利用設定」「設定日選択」「設定金額指定」を設定の上、取引パスワードを入力します。

ちなみに私は、

  • 設定日:13日
  • 設定金額:160USD

で設定しています。

設定金額は少なめの金額で設定することをおすすめします。住信SBIネット銀行の残高が不足していた場合、取引が成立しないのでご注意ください。

 

「確認へ」ボタンを押し、次の画面で「上記内容で設定を行う」ボタンをクリックすると設定は完了です。

 

以上で住信SBIネット銀行からSBI証券に毎月自動で米ドルを送金する設定が完了です。

 

⑤毎月好きな銘柄を選択・購入

ここまでご紹介した手順を踏めば、毎月勝手に米ドルがあなたのSBI証券の口座に入っているはずです。

つまり、あなたが毎月することは好きな銘柄を選んで購入するだけです。

米国株の購入方法についても簡単にご紹介しますね。

まずはSBI証券の米国株アプリをダウンロードしてログインしましょう。

ログインしたら下部の「検索」タブを押し、ご自身の好きな銘柄を選択しましょう。

以下はアップル株を購入する際の画面です。

SBI証券米国株アプリ
検索画面

 

次に「現物買い」ボタンを押します。

右下の星マークを選択すると「登録銘柄」としてお気に入り登録できます。

SBI証券米国株アプリ
個別銘柄画面

 

注文画面が表示されたら「数量」「価格」「取引パスワード」を選択し、最下部の「発注する」ボタンを押せば対応完了です。

SBI証券米国株アプリ
個別銘柄注文画面

購入時の注意点

預かり区分は「特定=証券会社が1年間の売買損益を計算してくれる」でOK。
「価格」の選び方は以下を参照。
・指値=買いの値段を指定する注文。現在値に対し、○円以下で買いたい時の注文方法。
・成行=値段を指定しない注文。いくらでもいいから買いたい時の注文方法。
・逆指値=買いの値段を指定する注文。現在値に対し、○円以上で買いたい時の注文方法。

 

これであなたも米国株を毎月購入することができそうですね。

もし何か困ったことがあればぜひ、以下のコメント欄で質問してください。

ちゃんちー

全ての質問に答えます!

 

面倒な投資は自動化でラクしよう

ご紹介した通り米国株投資は自動化することで投資初心者のあなたでも簡単にできます。

 

最後にご紹介した内容をもう一度おさらいしましょう。

本記事のまとめ

  • 米国株投資は面倒な部分をほとんど自動化できる
  • 初めに設定すれば、毎月あなたがすることは好きな銘柄を選んで購入するだけ
  • 配当金を出している銘柄に投資することで、継続収入が得られる
  • 米ドルを保有することで将来の日本円の価値の下落リスクに備えることができる

 

今回の記事では、初心者でもできる米国株投資の自動化方法についてご紹介しました。

米国の企業は日本に比べ、会社の利益を株主に還元することを重視した企業が多いです。

統計的に見れば投資信託よりもリターンを上げている企業も多くあります。

あなたも米国個別銘柄への投資を始め、今より高いリターンを狙ってみませんか。

もちろんリスクもあるのでしっかり勉強し、個別銘柄の見極めを慎重におこなう必要があります。

私も日々学んだことはこのブログで発信していくので、あなたも将来プチ贅沢できるように今から一緒に頑張っていきましょう!

今回ご紹介した自動化に必要なもの
住信SBIネット銀行口座
SBI証券口座
SBI米国株アプリ

 

それでは次の記事でお会いしましょう。

-資産形成